先輩隊員がまとめてくれた内容は、僕がこれから活動する上で非常に参考になるものであった。
彼は現地で入手可能かつ、作れる教材をいくつか開発し、それらを使って教員を対象としたワークショプを開催してきたのである。教員が授業を楽しいと思わないから、子どものモティベーションも上がらない。楽しい授業の方法を知らないから、授業中に寝ている教員がいる。あるいは学校に来ない教員もいる。という報告があった。
「楽しみながら授業をしよう。楽しい授業がわかる授業に繋がっているのである。」
このようなメッセージが込められていた。GESのスタッフの中には真剣なまなざしで先輩のプレゼンテーションを聞いている方がいた。授業中に寝ている教員の姿を見て爆笑している人も多くてビックリしたが、こういうふうに真面目に考えてくれる姿を見ると嬉しい。
先輩は本当にみんなから愛されているので、僕も負けじと頑張らねば。
僕のプレゼンは、home-stay programeについて。最近の様子を紹介した。なによりも、事務所の方々に自己紹介をして、これから頑張りますという事が伝えられたので良かったかな。
このプレゼンの後にlocal nameとしてwumpini(ュンピニ)という名前をもらった。god's gift、神の贈り物という意味らしい。
なのでこれからはwumpiniとタマレでは名乗る事にします。
プレゼンの後、今日からガーナ中の中学生の卒業試験(Basic Education Certificate Examination)が始まったので視察に行くか?と言われついていく事に。
連れて行かれた先は大きな学校。どうやら高校らしい。
この高校でタマレ市の中学生たちが学校ごとに集まり、それぞれの教室で試験を受けている。みんな違う制服を着ているのでおもしろい。
BECEはwest african councilというところで試験を作成し、加盟国(ナイジェリア、リベリアなど西アフリカで英語圏の国々)で一斉に開始されるものらしい。
この試験の結果次第では、落第し、もう一年中学生をやり直しという事になる。
GESのスタッフは、欠席者がいないかどうかを確認していた。欠席者というのは自動的に留年になる。欠席の生徒が二人いた。理由をスタッフがその学校の教員に尋ねて回る。スタッフの予想は「妊娠して学校を辞めたのではないか」ということである。でも実際は、転出してもうその学校に所属していないのが原因だったらしい。
「転出したという事をしっかり報告してくれ」とそれはそれでGESスタッフもあきれていた。
中学生で卒業試験。義務教育だけれども、卒業するためにはこういう試験を通らなければいけない。受ける教室では、一人一つずつ机と椅子があったし、監視役の人は同じ学校の教員ではないという徹底ぶり。なかなか厳格に行なわれる様子を見て、重要な試験という事が伝わってきた。
試験は五日間にわたる。今週はGESのスタッフは巡回で忙しくなるそうだ。
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