Thursday, May 24, 2012

赴任3週間目 体調不良〜授業デビュー

今週は体調不良であった。
お腹を下し、高熱に。マラリアではない事はわかっていたが、やる気は急降下。

ため置の水を濾過して、沸騰して飲んだのがいけなかったと解釈しています。
 

月曜日はミーティングで、週に一度の貴重な情報交換の場だったので多少無理をしてオフィスへ。
すると、オフィスではどうやらこの日を最後にリタイアする方のためにパーティーが開催された。maltaといわれる麦のジュースでみんな乾杯しているが、僕はお腹の調子も悪いので飲まなかったが。


火曜日、水曜日は家で安静に。
学校を休む罪悪感、活動への焦り、そこに追い打ちをかけるようなお腹の痛みで、気持ちは最悪であった。

家でじっとしているって、つらい。夕方には子どもと遊び、リフレッシュ。

facebookのつぶやきから:
僕の近所のwisdomという少年。彼は小学校一年生で、よく家に遊びにくる。彼が今日もうちに遊びにきた。今日は、水を買いに行くのについてきてくれた。
しばらくしてから、Wisdomが泣いて家の前で僕を呼んでいる
理由を聞くと、イスラム教徒に改宗しないから他の子どもに苛められたという。Wisdomはクリスチャン。
指をちょっと切っていたので、手当してあげた。
とっても悲しくなった。

子どもだからこういうまちがった考えをもっているのかも知れないが、それでもショックだった。
うーん。ムスリムもクリスチャンも平和に共存しているタマレなのになあ

蜂の巣を敷地に発見!
前任者さんは蜂に襲われているので、駆除!



木曜日

デビュー戦

日本代表で宮市選手が待望されたデビューを飾った頃、僕もガーナでの授業デビューを飾った。そこまで待望されていたかは別にして、なんにしろ、僕もデビュー。
 朝学校に行って、6年生の教室に。Head teacherが、「先生もまだ来ていないし授業を始めちゃってよ。」の一言でこのときは来た。もちろん、手作り教材はもってきていたし、やる気十分で授業を行った。隣のクラスの先生や、head teacherは気にして見に来ていた。
 まずは、mathematic exerciseで体全体を使ったice breaking(緊張ほぐし)。タマレ在の調整員さんが隊員時代に編み出した子どもの心をつかむ ice breakingである。
もじもじ君ばりに体で数字や+,×=を体で表現し、見事にこれが子どもの心をつかんで、スムーズに導入に移る。

今回のテーマは算数で、「図から立式する問題」を行なってみた。

ビールビンのふたを活用した教材で、「ふたはいくつ?」ときく。
「サイコロの5の形」「6の形」と進めていき、最後にはメインの問題へ。
この授業では、同じ答えにいたる上でもたくさんの考え方があって、その考え方が式に表れているという、式の多様性や式の役割を理解させる目的で行なった。

イヤー、全然うまく伝わっていない。
もっと簡単に細かく、噛み砕いて説明していかないとダメか?途中から、強引にもって行き過ぎたか。というか、小学校6年生でも、数を数えることが中心に勉強しているのが表れている。かけ算の立式がイメージできていない。
図をみて、3の固まり、4の固まりをみつける事ができないまま終わりそうだったので、強引にいってしまった。
子どもが活躍するように心がけたが、多分、説明の時間が多くなってしまった。

参観していた教師に何か伝わったのか、恐くてきけなかった。
授業をとりあえずやりきった壮快感から、じわじわと無力感へ。
僕が上手に授業をやるのは全然、目的ではなく、ガーナ人教師の授業力改善へのほんの過程。しかし、それでも、自分に何ができるのか、まだまだ悩む日々が続きそうです。

授業後、head teacherTLMってまとめてどっかに置いてあるの?ってきいたら、やっぱり倉庫にしまってあった。ほこりをかぶっているし、「長年つかってないんじゃねえか!?」って思わせる物です。前任者さんがおいていってくれたTLMすら、display状態なの?

いろいろ過去のTLMをあさっていたらネズミの死骸も飛び出してくる始末。
えんがちょ!
教材、ビンのふたで作成。

金曜日は祝日でお休みです。African Union Dayなるものです。



Sunday, May 20, 2012

赴任2週間目のいろいろ

ブログの更新が週1になりつつありますが、それでも続けていけるように書きます!

赴任から二週間目。

月曜日は定例ミーティング。
ミーティングでは、高校生が交通事故でなくなった事が報告された。
ガーナでは免許をもたずに運転するのが当たり前で、ほとんどの人が無免許でバイクを運転しているらしい。配属先にもバイクで通勤する人がけっこういる。配属先の教育事務所での会議で、カウンターパートが「ヘルメットとミラーをしっかりつけてくれ」とみんなに注意を呼びかけていた。指導主事(C/S)のおじさんたちは、よくバイクの後ろにのっていけといってくれるのだが、僕はJICAの規定で二人乗りはダメなんだと説明する。
「僕のバイクが届くのは3ヶ月後なんだ」というと、「俺は2台バイクをもっているから、一台使え」といってくるC/Sのおじさんも。果たして本気なのだろうか?

directorの話は、C/Sにむけて、ちゃんと学校を回って指導をするようにという内容。
ガソリン代がないから、学校を巡回して指導する事ができないという愚痴的な話もきいた。というかC/Sと学校の教員はあまり良い関係にないような感じがする。お互いに悪く言い合っていたり、仕事をしていないと言い合っているのではなかろうか。
たぶん、どっちにも言い分があるのだろうが。

C/Sのことをもっと良く知りたいと思って、C/Sにいろいろきいてみた。まず、C/Sとは元々先生だった人が面接を受けて採用されているらしい。そして、業務内容としては、以下のものがある。
①授業を見て教員にテクニカルなアドバイスをすること
②授業が時間割通りに行なわれているかをチェックすること
③exerciseが行なわれている事を確認すること
④先生、児童の出席状況を確認すること
⑤その他、学校における運営のデータをとること

もともと小学校の授業改善を目的としてここにいる僕としては、①のことばかり考えて、「なんでC/Sはちゃんとテクニカルなアドバイスをしないんだろう」と疑問に思っていた。でも、彼らは他にも学校の運営管理に係ることをいろいろと担当しており、そっちの方に手を焼いている状態なのである。
なにせ、学校にこない先生やら、時間割通りに授業を行えない(指導できる先生がいない)学校やらで、C/Sの苦労もあるんだろう。学校の運営ができて始めて授業の改善やらなんやらに目がむくというのもわからないでもない。

僕も、「C/S働いているのかー!!」となる前にその辺を理解しておくのが大事だと認識。

火曜〜金曜

学校を回る。
学校の朝の朝礼

小学校の朝の朝礼は元気がよい。子どもが整列して、国家を歌う。
そして「ガーナのためになります」的な誓いをみんなでいう。その後、歌を歌いながら行進して教室へ。

この時の歌で、一番笑ってしまったのが、weekday song.
"There are seven days a week♪ Monday ,Tuesday ,Wednesday, Thursday, Friday,Saturday ,Sunday~♪”って歌詞があるんですが、

その、Wednesdayのところをみんなそろってウェネズデイ?と発音。まあ、日本人訛りの英語の僕が、発音をとやかく言う筋合いはないが、とりあえず、合唱で僕の知っている音とは違う感じで言われて面白かった。

授業デビューはまだしていない。じっくり観察するのも活動のうちと思って、学校に行くが、まあ見ているだけではつまらない。理科の授業で、子どもに黒板に書いた例を暗記させてそれを、黒板やノートを見ないで言わせている先生や、たくさんしゃべりとおしている先生に「今日のあなたの授業を自分で評価するとどうですか」ときくと、大抵 I have done very well.という答えが返ってくる。
「改善するところはない?」ってきくと、「TLM(Teaching Learning Material) がなかったかな」とは言う。

でもどんなものが良い授業かっていう観点を、子どもの活動がどうであったか、なにを子どもが学んだかという事においている日本的な?僕からみれば、たくさんできる事があるだろうと思ってしまう。

ガーナ人の先生のやり方を完全否定するつもりはない。ガーナ人の先生は教科書とシラバスだけが唯一の情報源で、それを基に授業をするから、教科書の内容が全てであり、教科書にあることをそのままやってしまいたくなるのもわかる。僕がガーナ人に生まれて先生になっていたら、そうしていただろうよ。インターネットとか、充実した図書のある日本とはそもそも情報の量がちがうから、授業の準備ってのも進まないのだろうか。

僕は経験がないから、授業の準備をする時にはいろいろな事をネットで調べる。面白そうな実験とかもアクティビティとかも。こういった十分な情報網の上に、なんとか授業を成り立たせる事ができる自分だが、ガーナの先生に対して僕が情報源になる必要。

理数科新聞を発行してみた。巡回先の学校に掲示して、子どもが、先生が読んで何か刺激を受けてくれればそれで良い。

タイトル、Naa Science Naa Math?は現地語の挨拶を使ってみた。NAaという一言は日本語の「どうも」みたいにとりあえずどんな場面でも使える、超便利な意味がある。まあ、「算数や理科どうだい?」とでも邦題をつけます。



日常では、

こんなことになったりもしていますが元気です。かゆさに負けません!

時には、ガンガンと家の柵を叩かれ、「なんだ?なんだ?」と出て行くと、知らないガーナ人青年が"I came to Toilet, in your bathroom!"といってくる。
断水状況の我が家で、水洗とはいえ水は大事なので、無理と返答。
水洗でもバケツで流しているし。

でも、家の周囲はこの辺の人たちのトイレスポット。みんな家にトイレないの?てか学校のトイレが足りていない?


僕の携帯で遊ぶ事を覚えてしまった近所の子。毎日のようにやってきてくれるのは嬉しいが、時にはうるさいので居留守で回避。




Sunday, May 13, 2012

赴任最初の一週間

赴任してから一週間たった。この一週間を振り返ってみようと思う。


 月曜日には配属先であるGhana Education Service、通称GESでの定例ミーティングに参加した。もちろん、自分の家からGESまで行くのが始めてであった。Tamale市では乗り合いタクシーを使うのが一般的である。私の家からは歩いてtownと呼ばれる中心部まで10分程度。そこからタクシーを使ってGESまでは10分くらいで到着。

 GESの定例会議は8時半から。まあ、実際に始まった時間はもうちょっと遅かったが。ここではまず、お祈りで会議がスタート。キリスト教式のお祈りで(アーメン)で始まった。ここでは、おおくのCircuit Supervisor(指導主事)やスタッフが集まっている。いつも話しかけてくれる優しい方達が多い。流石に私は4代目JICAボランティアなので理解がある。JICAの研修で日本の学校を視察した事がある方もちらほらいる。日本に行った事があるのはカウンターパートもである。
 Directorが最近の教育事情について簡単に話をする。今回は、ジェンダーや地域による就学率の差、研修を受けていない教員、真面目な教員ほど高学年の担任にすることを話していた。正直、directorの声が雑音にかき消されて、ほとんど聞こえず。
 Directorが話した後には、それぞれのスタッフで報告したいものが報告を行なう。
 STMIE(Science Technology Mathematic Innovation Education?)というプロジェクトの報告ではマンゴープランテーションを管理して収入にする職業訓練の話が出ていた。
ミーティングの最後には、今度はイスラム教式のお祈り(アッラー)で閉じた。

 本ミーティングの後には、指導主事(CS)同士のミーティング。ここでは、それぞれのCSが問題などを報告し合う。
 今回出てきたのは、イスラミックスクールの問題。多くのCSがイスラミックスクールについて問題を口にしていた。その問題とは、宗教的科目(アラビア語)に重点を置きすぎるあまり、非宗教的な科目(算数、国語、など)がおろそかにされるという学校教育に対する理解の差。これは、西欧的な価値観が生んだ現代教育と、イスラム的な考えのもと行われる宗教学校の対立ともいえよう。

イスラミックスクールと言ってもいくつか種類がある。
Traditional Qur’anic Schools(コーランを学ぶ事を完全目的とした学校で政府の干渉を受けない)
Arabic Schools(伝統的イスラム教育に加え、アラビア語で算数理科などを学ぶ。これも国ではなくコミュニティで運営される)
Arabic English Schools(私立。宗教的科目と非宗教的科目を学ぶ。算数理科などは英語で教えられる。)
Public Integrated Islamic Schools(公立。宗教的科目に加え、非宗教的科目も習う。むしろ非宗教的科目に重点が置かれる。)

 イスラム学校に通う児童の方が、学ぶ科目が多く、学校に実際に通う時間が多くなるのだろう。朝が非宗教科目で午後にアラビア語というように時間割があると、教員が朝、平気で遅れてくるという。③、④の学校は西アフリカ統一のBECE(Basic Education Certificate Exam)のパフォーマンスに関係してくるらしく、イスラミックスクールは成績が悪いという評価を受けている。ある意味イスラミックスクールが邪魔者扱いされているような雰囲気を感じた。
 しかし、見方を変えればイスラム学校が多くの児童に学校教育を与えるために大きな役割を果たしている。特に女子教育に関しては、イスラム教徒の女子がイスラミックスクールのおかげで学校に通いやすくなっているという報告もある。この辺はまたしっかり調べたいところであるが、イスラミックスクールの成功がガーナ北部の教育環境の向上に関するキーワードであるのは確かであろう。先にあげた評価基準にしても、同じ価値基準でイスラミックスクールを評価するというのが当てはまらないようにすら思えてくる。
 熱い議論(というか、言いたい事の言い合い)をみて、なかなか熱いものをもったひとがいるんだなと思ったが、そんなにまとまる事もなく会議は終了。そのまま教員の給料明細の確認作業に写った。
 火曜日からは実際に小学校を紹介してもらった。前任者たちがやっていたように週に4校を訪れるようにと、カウンターパートが選んでくれた。カウンターパートや指導主事は今まで先輩隊員がやってきたように私もドンドン授業をして、TLM(Teaching Learning Material)をつかってモデル授業をやってほしいと思っている。私自身は、自分がドンドン教えるという必要性に疑問をもっている。それは、前任者が「もっとCSを巻き込んでの活動がbetterCS主催の教員向けTLM活用ワークショップの開催ができたら良かった」と話してくれたから考えているのである。結局私たちボランティアは2年の任期でここを去り、継続した活動をするためにはCSの努力が必要不可欠である。私が派遣されるまでに、JICAINSET(教員研修プロジェクト)で入って、GESでも何人もの協力隊員を受け入れてきた。そしてもう私は4代目で、そろそろ私あたりで協力隊員の派遣も区切りになるのではと言われている。そんななかで、CSやカウンターパートは協力隊がくるからまだ任せておけばいいや、というような気持ちになっている可能性を私は危惧している。

 まあ、赴任して早々にいろいろな事をわかったつもりになるのは良くないので、落ち着いて、私自身もゆっくり時間をかけてやるべきなのだろうか。とにかく、紹介してもらった学校でガーナ人教師の指導方法や、児童の学習状況について一週間観察をした。
 やはり多くの問題が目に写ってしまい、苛立ちさえ覚えてしまったのが正直なところだ。

 Cane と呼ばれる棒で児童を叩く姿は、予想していたがそれでもやっぱりビックリしてしまう。授業中でもなんでも、携帯電話が最優先だし、moralの授業を教えた後ですら平気で携帯の音楽を聴きながら、授業観察をする実習生やそれを見逃している教員の姿に最初の日は愕然としてしまった。授業も児童と児童のやり取りが全くない先生がドンドン説明していくスタイルだった。TLMも使われていない。黒板にも教科書の写しをばーっと書いて、すごく時間をかけて写させる。こういう状況を頭でわかっていたが、やっぱりショックだった。これで児童がちゃんと理解できてないだろうな、これを改善していくのは大変だなって思った。でも、ガーナ式のやり方があって、それにも意味があり、本当に全て帰る必要はあるのかなと疑問にも思った。それが初日。



 次の日にはTLMの重要性をわかっている教員、そしてやる気に満ちた教員にあう事ができ、とても救われた気分になった。授業観察をさせてもらったお礼に、フィードバックのコメントを与えるようにしているが、このやる気のある教員は素直に聞いてくれたし、そして改善する努力を約束してくれた。僕があげるフィードバックも、教師の良いところをたくさん褒めてからsuggestionを言うようにしたら、功を奏した。このやりかただけでは、教師の授業を向上させることに、そこまで繋がらないだろう。自分が授業する事ばかり考えても、この教師のためにはなるとは限らない。背中を見て学べといったようなやり方はまず、伝わらないと考えても良いのではないか。


 先輩隊員がやってきて効果をだした、教員向けワークショップの開催をやってみたい。これで、やる気のある先生が参加して効果的な授業の方法や、TLMを伝えられたらよい。‥とまあ、こんな事をいっておいて、自分がガーナで授業をやって手応えをつかまない限り、このワークショップの開催も難しいかな。自分が授業をうまく行う事が最終目的ではないけれど、自分自身が授業を行っていくなかでつかんだ手応えをガーナ人教師に伝えていくべきなのか。

 自分の活動の形を完全に、つかんでいない限り、動き続けねば。悩みながらも、カウンターパートと相談しながら進んでいきたい。


木曜日。
 国連職員で国連大学に勤務している方とお話する機会があった。ガーナの恵まれている事は、多くの研究者が研究フィールドにしているということ。その分、開発の現場に携わっている人に会う機会が多いこと。今回はJICA調整員の方が会ってお話をする機会をくれた。あってみると、非常にパワフルな人でその魅力に引き込まれた、裸足でサッカーをやってしまうし、夜中でもなんでも歩いて帰るっていうし、物怖じしない素敵な方だった。そして、夜中に調整員さんと国連職員さんともう一人の協力隊員でサッカーをしたし、なんとまあ、楽しい時間を過ごした事か。
 その国連職員の方は協力隊経験者。一番印象に残っているのは、どんな環境に身を置いても、一生懸命に努力するということが次のステップに繋がっていったという事。やっぱりこれにつきるんだろうな。そして国連に憧れてインターンにきて絶望するような学生も多いというが、それは単にボランティア精神の欠如があるらしい。国連のようなあこがれの現場なら何でもできるんじゃないか、とおもってきたら、なにもやることがない、周りの人にやる気がない、なんて思ってしまう人はむいていない。それは協力隊も同じ。もともと、たのんでいないところにきて自分でやる事を見つけてそれでいてその国の人のためになる事を自分でやっていく、こういったボランティア精神や、実際に動く力がないとダメである。しっかり自分と向き合って、やっていきたい!今目の前にいる人のために頑張りたい、こういう想いで十分だ。僕も、目の前にいる子どものために頑張りたいのである。
 ちなみに、調整員さんがいった言葉が頭に残る。


「よそ者、ばか者、きれ者の三者がそろうと物事がうごく」。


よそ者だからこその気付きがある。ばか者は、周りを巻き込んで何をやってくれる。きれ者は冷静に必要な者を見極める事ができる。じゃあ、僕は明らかによそ者だ。でも、ときにはばか者、きれ者になってもいいんだな。

土曜日。タマレ隊、8人が集まり昼食会。みなさん、苦労をみじんに感じさせない明るい人たち。でもきっとたくさんの苦労をしてきたんだろうな。どんなときも明るく振る舞うのがやっぱり大事なんだな。僕も見習おう。

日曜日。
近所の子どもと写真撮影をして遊ぶ。写真はハウスキーパーのムッサさんと。撮影者は近所の子。


ちなみにこの一週間、水道から水は出ていません。その辺の話はまた今度。

Sunday, May 6, 2012

任地に到着!


やっと任地タマレに到着!水が蛇口からでませんが、がんばります!


今日はラッキーで、乗客が満員になったら出発するバスの最後の席を、滑り込みでゲットしたので待ち時間ゼロで出発。その時の会話が面白かった。

券売所のねえちゃん
「チケット?残念ながらもうないの。


「ええ?ないの?うーん(何かを訴える目でジロリ)」

券売所の姉ちゃん
「本当は他の女性がチケット買ったけど、彼女が現れないのよね。このチケットあなたに売るべき?もし、その女性が来たらどうする?」


「あるなら下さい。バスにのってから、もしその女性が表れたら僕は席を譲って、他の方法を探します」


券売所のねえちゃん
「よし!じゃあ、12セディで!」

バスにのってしばらくしてもその女性は表れなかった。

バスの中では、微笑ましい事があった。

一人の少年が僕の隣に座ったのであるが、彼は10歳前後くらいで、タマレまで一人でいくらしい。周りの大人や運転手が優しくて、彼を気遣っているのが見えた。7時間のバスの大冒険、彼の小さな瞳にはどう写ったのかな?
ちなみに、隣でカメラをパシャパシャとっている変な日本人はどう写ったのか。。

綺麗なお空

経由地でフルーツを買いましょう

ガーナのドライブスルー、窓から購入。


何事も前向きに捉えれるようになってきた最近。
「相手の顔は鏡に写した自分の姿」

多分、緊張して歩いていた時より今の方がみんなと笑っていられる。挨拶の笑顔、心がけよう。あんまり早く歩かずに、話をする余裕を持とう。

ニーハオと言われても、笑顔で答える余裕が出てきたぞ。
「お、僕に興味を持ってくれているな。しめしめ。」と。

まあ、タマレではニーハオとか中国人と言われないのだが。

明日は早々に定例ミーティングに行ってきます!活動が始まるのがうれしい!


Saturday, May 5, 2012

免許ゲット


やっと書類の準備ができたので、Driver and Vehicle License Authority に出向いた。ここでやっと免許が取れる。しかし、ここはガーナで唯一免許が発行される場所なのでかなり込み合っているし、免許取得までの道のりが複雑。いくつもの部屋を回って、やっとの事免許取得。
みんなが列を作って待っていても、割り込んでくる人が多い。ドアの前に突っ立っているセキュリティの兄ちゃんと客で喧嘩も始まるし、なかなかイライラさせられる場所だった。
一緒に同行してくれたガーナ人スタッフもかなりイライラしていたが、彼のおかげで比較的スムーズに免許が取れた。試験を受ける訳でもなく、日本の免許をもっているのでガーナでも使用できるような措置をしてくれたようだ。

ただっ広い隊員連絡所に一人で過ごした日もあったが、これでやっと任地へ行ける。

任地へ向かうわけであるが、首都アクラからクマシという町を経由して任地タマレへ。
朝早く(7時)にアクラでバスのチケットを買いにいく。今日は運が悪く、3時間待ったが、なんとか10時半には出発。クマシに15時半に着。

そして一泊、クマシのゲストハウス(現段階)。

またの朝にバスに乗って6時間くらいでタマレ着の予定である。

同期に遅れる事一週間で、ようやく赴任。
どこからもプレッシャーがない中で、自分次第で活動が決まってくる。
怠け癖のある自分を律して、頑張ろう。


<シエラレオネで高校一年修業を伸ばす>
http://allafrica.com/stories/201203210122.html

そんなニュースをみつけた。シエラレオネは西アフリカ出の共通テストで低いパフォーマンスだったらしく、改革案として高校の修業年数を伸ばすという政策に。ガーナでも高校を4年制にかえるなど、変動が昔あったらしい。実際の教育現場では入学年によって3年で卒業する生徒と4年で卒業する生徒が一緒になっている。これも政権が交代してしまえばまた変わると予想されており、生徒にとっては迷惑な話だ。振り回される生徒たちは、一体誰に文句が言えるのか。授業料を一年分多く払っても、実際に学校に通って先生がきっちり授業をこなす回数はとても少ない。
一年伸ばす事が、良い結果に繋がるとは到底思えないのである。


Tuesday, May 1, 2012

これからのガーナの発展はいかに

今日はメーデーでガーナも祝日。事務所もお休みである。今日は先輩隊員と、cappuccinoというcaféへ。ガーナにもこんなに綺麗なcaféがあったのか!と感動するくらい良かったです。
外国人が多く利用するようですが、店員さんの感じも良いし、料理も飲み物も出てくるのが早い!(一般的にガーナで料理を頼むと出てくるまで30分〜4時間待つ事も!)

食べた料理もおいしかった。

夜には自分でアボカド丼を作ってみた。
しかし、アボカドが熟れていないため、苦く、とてもじゃないが食えなかった。
これも良い経験。


ガーナのGDP 2011の改訂版がGhana Stastical Serviceより先日公表された。 
www.statsghana.gov.gh
ガーナは石油を掘り当て、近年の成長が目覚ましい。2011年は前年を実質GDPで14.4%上回る伸びを見せている。その内訳では、原油産業の伸びが著しく、農業やサービス業を大きく引き離している。
水産業ではマイナス成長を記録している。

原油を掘り当てた事によって導きだされたこの成長率が実際に何を意味し、どのような形でガーナに表れてくるのか、あるいは表れないのか。正直、未知数であり、きたる大統領選挙でもこのオイルに関する政策が鍵を握るのではないか、とも思う。
同じ西アフリカのナイジェリアはオイル産出国で発展してきた。ちなみに、ガーナ人にとってナイジェリアは、日本にとっての中国と揶揄されるくらい、ガーナ人はナイジェリア人に対して複雑な感情をもっているということが良く言われている。
ナイジェリアは内紛でテロも起き、危ない状況と聞くが。

ガーナは多額の負債を抱え、それを返済できないので減額している。(重責務貧困国イニシアティブに基づく救済措置。)

そういう過去があるので、なかなかドナーの信用を受けにくいが、オイルがあるとなれば別の話になってくる。
さてさてどうなることやら。
これからのガーナでの生活の中で自分で感じ取っていきたいものだ。


ガーナの発展は目覚ましく、アクラでの建設ラッシュなど形を変えてゆく一角が多いというのを聞いた。
まあそれにしても、ちょっとアクラを出たら道路などはボッコボコで酷いもんだ。