今学期最初の校内研修は、前回に郡内学校研修でお世話になったスゴ腕校長先生ひきいる学校でした。
前日の夜十時に電話をもらい、翌日の朝10時から研修をやるのでよかったらきてくれないか、とのこと。誘われた時間が遅かったけど、まったく連絡がこないよりは大分ましである。
こうやって情報が流れてくるようになったのは、先学期の巡回活動が活きているのだろう。
研修会では、低学年の先生を集めて、どうやら指導案の意義を教え、その上で模擬授業を行っていた。
いつものように説明しっぱなしなのかと思っていたら、まあビックリ!
この先生の模擬授業がとってもおもしろいこと!
教材も準備して、模造紙に絵を描くまでの準備はもちろんのこと、授業の間に与える質問も洗練されていました。参加者はみんなわくわくしながら、この模擬授業を楽しんだと思います。
僕も参加者の一人として学ばせて頂いたという感じです。この先生の方が、授業力があるので、授業に関してコメントができませんでした。とにかく褒めたたえたのです。
こういう風に力のある先生がガーナにはまだまだいるはず。こういった先生を講師として、研修に送り出す事が出来ればいいんじゃないか?僕はそれを繋げるお手伝いをしたいなあ。なんて、策略を練っています。
この学校での校内研修に続き、明くる日には別の学校でも校内研修!
こういう風に連続するのは珍しい、いや、結構奇跡です。
こちらの学校は、僕が準備の段階からアプローチをし、やっとのことで開催にこぎ着けたもの。
6年生の教室を使って、この学校の研修主任の先生が「分数の操作」を模擬授業。指導案をプリントしたりと、準備に気合いを入れてくれていたのは嬉しい限り。
校長先生も準備を積極的にしてくれたし、指導主事も開催にあったって駆けつけてくれた。実際これだけの段階でも僕は嬉しいのだ。
本題の授業は、正直にいって、つたない授業展開でした。分数の計算を間違えたり、子どもを困惑させる場面も多々ありました。でも、そんな彼の授業を通して、何か学び合うきっかけや、真剣に意見を交わす機会になれば良いと思っていました。
グループを作って指導する先生。指示を通すのにとても時間がかかっていた。
子どもも先生も教材を使うと行った事になれていないため、無駄な時間が長い。
教材研究が十分にされていない、など課題が多数。
後ろで座って授業を観察する先生たち。日本では座って授業観察というのはありえないので、日本人ボランティアは終始、立って観察しています。ガーナでは座ったまま。これじゃあ子どもの活動がよく見えないとはおもいますが、今回は特に何も言いませんでした。
私がファシリテーターになって授業後に討論を行ないました。
授業者の先生は自分の授業に満足していて、「とてもヨクできた」と自画自賛でした。
自分でそれを言ってしまうのがガーナ人。prestige(威厳)を大事にするので、自分を低く言うような事や、日本人のように謙遜する事はありません。ここには文化の違いがあると考え、あんまり強く否定はできません。
内心、「改善点がたくさんあるのに!なぜ、そんなに満足しているのだ!」と思いますが、ファシリテーターなので、他の先生の意見を引き出していけばよいと考えました。
良い点、改善点をあげてもらいなんとか議論を進めました。改善点は先生たちからあまりでなかったのですが、私がいくつか引き出しました。
ファシリテーター役をやるのは2回目で、前回よりはうまく出来たかと思いますが、まだまだ、コアポイントを掴めずに話を進めてしまったように思います。
でも、先生たちが「真剣に授業について考える場」を作り出すことにこそ意義があると考えるので、今回は最低限の段階をクリアしたと思います。
私自身の授業力に限界があるけど、それでも、与える事の出来る刺激をこの場を通して伝えます。授業を作っていくのは彼らであってほしいので、作る段階では多くを語りません。ただ、真剣な議論の中で刺激を与えることには意義があります。もっと引き出しが多ければそれが可能ですが、なかなかかないません。
とにかく、まだまだ研修で立案の段階から係る経験を積んでやっていきたいです。
今学期中にあと4回の研修を目指してやってみます。
Thursday, January 24, 2013
Tuesday, January 22, 2013
新年ここまでのいろいろ
今年に入ってから、また活動が徐々にスタートしてきました。
初ミーティングでは多くの人が笑顔で声をかけてくれて、このオフィスの一員にようやくなれたかな、と感じる事も出来ました。ここのスタッフの方達は本当に、やさしい。そしてなんか子どもみたいにふざけ合ってかわいい。
仕事場としての堅苦しさはみじんも感じなくてリラックスムードである。最初はあまりに緩すぎないか、と疑問に思ったが今ではそれが心地よくなているのだな。
今年の目標は、directorと良い関係を築いて情報交換、そして提言をできるようにするという事。上下関係の厳しいガーナ社会なので、directorを味方につけてみたい。正直今まで、ほとんど関わりがなかったので、もうちょっと積極的に話をしていきたい。
学校も新たに訪れる場所を増やしていこう。去年までの段階で30校に顔を出してきた。定期的に訪れる学校はもうちょっと限られてくるのだが、それでも多くの学校にあたることで研修の機会をたくさん作り出したいものである。
では、今学期初めに訪れた学校を少しばかり紹介。
まずは、上のイスラム学校。写真は小学校一年生で、英語の勉強中。黒板に先生が書いた This is a duck という文を写しています。アラビア語の授業の影響で、右から左に書いてしまう子も中には見受けられます。
上の学年になると、男子と女子で座る場所をはっきり分けるようになります。イスラムの教えに忠実な親が、そういうようにしてほしいと要求するとのことです。
この学校でのシミンガ(外国人)との連呼攻撃は久々だったんで、ちょっと堪えました。
上の学校では、休み明けという事もあり、子どもたちが前に出てきてクラスメートに、休みの生活について順番に発表し合っていました。でも、みんな話す時間が短い短い。そして声が小さい。最初はただ単にみんなシャイなのかな?と思いましたが、どうやらそうではないようです。
休みの時に行なうことなんてみんな似通っていて、水汲みや、掃除などの家事や家畜の世話で終わりなのです。前に言った子と同じ事はつまんないもんね。。
それに加え、きく子たちの態度にも問題があるのでしょう。大きな声で言った子などを笑って、バカにするような態度があると先生が教えてくれました。一度前に出てきた男の子が泣き出してしまったという話もききました。
この学校のあるコミュニティでは、子どもが相手をバカにした態度で育ってしまうと先生は言っていました。学校の役割として、他者と一緒に学んで繋がり合う事を学ぶという事があるので、農家にとって勉強が大事じゃないとしても、こういった社会性を身につけることには、十分意味があるのではないかと考えました。
上は、別の学校でのPTAの様子です。
9時始まりの予定が10時に始まりました。まあ、まだ早い方かな?出席者が最初は男性ばかりで驚きました。でも、徐々に女性が参加し、会議が終わる頃には30人の男性に対し、6人の女性が参加していました。女性は後ろの方に座っているし、男性の後に来る事から、そういう立ち位置が決まっているのかもしれないなと想像しました。
議題の中で印象的だったのは、宗教と教育に関する部分。この学校はキリスト教母体の学校なんですが、子どもはみんなムスリムです。親もみんなムスリムなんです。
女の子がスカーフを巻いて登校する事を禁止しているので、スカーフの子をみつけたらスカーフを取り上げているそうです。
実際、タマレではそんなに戒律に厳しくないので子どものスカーフは自由なのだと思うのですが。校長先生(男)がPTAで説明するには、「スカーフをつけることによって、女の子が大人びてみえてしまう。それが結婚を早めたり、妊娠してて学校を辞めていくことに繋がるので禁止」とのことです。確かに言われてみれば、スカーフを巻けば魅力的なのかもしれないけど、なんかセクハラにも繋がりそうだし、ムスリムの方には苛立たしいことかもしれません。この校長先生は南の方の出身者で、キリスト教徒です。けっこうこういうケースがタマレでは多いです。
まあ、議論としては宗教はセンシティブな話題なので、校長もあんまり深入りせずに終えていました。
学校が空いている時間内に、お使いにいかされる子。10時半の休憩時間に、親に頼まれてお使いにいってきた子がいたそうです。帰ってきたのは13時頃。親は、子どもに肉を買いにいかせるのに、学校が空いている時間をきにしなかったようです。
この出来事に校長は怒っていました。何かあったら、校長の管理問題になると。
まあ、親から見れば、学校で勉強している姿をみていなかったので、休みだとおもったのかもしれません。村コミュニティにとっての学校に通う意義がまだ曖昧なのかもしれないです。
これが、お使いで肉をかってきた兄弟。
さて、最近誕生日をむかえ、25歳になりました。
今までたくさんの人に出会い、たくさん良い経験をさせてもらってきました。
面白い人生です。まだまだこれからもおもしろい人生を切り開いていきたいです。
誕生日当日には、近隣の隊員がサプライズでお祝いしてくれたので、うれしかったです。
なんにもせずにのんびり過ごすかな〜なんて思っていたけど、やっぱり一緒に祝うのってうれしいです。
かなり自由に生きてきた私ですが、これからもみなさんどうぞよろしくお願い致します。
初ミーティングでは多くの人が笑顔で声をかけてくれて、このオフィスの一員にようやくなれたかな、と感じる事も出来ました。ここのスタッフの方達は本当に、やさしい。そしてなんか子どもみたいにふざけ合ってかわいい。
仕事場としての堅苦しさはみじんも感じなくてリラックスムードである。最初はあまりに緩すぎないか、と疑問に思ったが今ではそれが心地よくなているのだな。
今年の目標は、directorと良い関係を築いて情報交換、そして提言をできるようにするという事。上下関係の厳しいガーナ社会なので、directorを味方につけてみたい。正直今まで、ほとんど関わりがなかったので、もうちょっと積極的に話をしていきたい。
学校も新たに訪れる場所を増やしていこう。去年までの段階で30校に顔を出してきた。定期的に訪れる学校はもうちょっと限られてくるのだが、それでも多くの学校にあたることで研修の機会をたくさん作り出したいものである。
では、今学期初めに訪れた学校を少しばかり紹介。
まずは、上のイスラム学校。写真は小学校一年生で、英語の勉強中。黒板に先生が書いた This is a duck という文を写しています。アラビア語の授業の影響で、右から左に書いてしまう子も中には見受けられます。
上の学年になると、男子と女子で座る場所をはっきり分けるようになります。イスラムの教えに忠実な親が、そういうようにしてほしいと要求するとのことです。
この学校でのシミンガ(外国人)との連呼攻撃は久々だったんで、ちょっと堪えました。
上の学校では、休み明けという事もあり、子どもたちが前に出てきてクラスメートに、休みの生活について順番に発表し合っていました。でも、みんな話す時間が短い短い。そして声が小さい。最初はただ単にみんなシャイなのかな?と思いましたが、どうやらそうではないようです。
休みの時に行なうことなんてみんな似通っていて、水汲みや、掃除などの家事や家畜の世話で終わりなのです。前に言った子と同じ事はつまんないもんね。。
それに加え、きく子たちの態度にも問題があるのでしょう。大きな声で言った子などを笑って、バカにするような態度があると先生が教えてくれました。一度前に出てきた男の子が泣き出してしまったという話もききました。
この学校のあるコミュニティでは、子どもが相手をバカにした態度で育ってしまうと先生は言っていました。学校の役割として、他者と一緒に学んで繋がり合う事を学ぶという事があるので、農家にとって勉強が大事じゃないとしても、こういった社会性を身につけることには、十分意味があるのではないかと考えました。
上は、別の学校でのPTAの様子です。
9時始まりの予定が10時に始まりました。まあ、まだ早い方かな?出席者が最初は男性ばかりで驚きました。でも、徐々に女性が参加し、会議が終わる頃には30人の男性に対し、6人の女性が参加していました。女性は後ろの方に座っているし、男性の後に来る事から、そういう立ち位置が決まっているのかもしれないなと想像しました。
議題の中で印象的だったのは、宗教と教育に関する部分。この学校はキリスト教母体の学校なんですが、子どもはみんなムスリムです。親もみんなムスリムなんです。
女の子がスカーフを巻いて登校する事を禁止しているので、スカーフの子をみつけたらスカーフを取り上げているそうです。
実際、タマレではそんなに戒律に厳しくないので子どものスカーフは自由なのだと思うのですが。校長先生(男)がPTAで説明するには、「スカーフをつけることによって、女の子が大人びてみえてしまう。それが結婚を早めたり、妊娠してて学校を辞めていくことに繋がるので禁止」とのことです。確かに言われてみれば、スカーフを巻けば魅力的なのかもしれないけど、なんかセクハラにも繋がりそうだし、ムスリムの方には苛立たしいことかもしれません。この校長先生は南の方の出身者で、キリスト教徒です。けっこうこういうケースがタマレでは多いです。
まあ、議論としては宗教はセンシティブな話題なので、校長もあんまり深入りせずに終えていました。
学校が空いている時間内に、お使いにいかされる子。10時半の休憩時間に、親に頼まれてお使いにいってきた子がいたそうです。帰ってきたのは13時頃。親は、子どもに肉を買いにいかせるのに、学校が空いている時間をきにしなかったようです。
この出来事に校長は怒っていました。何かあったら、校長の管理問題になると。
まあ、親から見れば、学校で勉強している姿をみていなかったので、休みだとおもったのかもしれません。村コミュニティにとっての学校に通う意義がまだ曖昧なのかもしれないです。
これが、お使いで肉をかってきた兄弟。
さて、最近誕生日をむかえ、25歳になりました。
今までたくさんの人に出会い、たくさん良い経験をさせてもらってきました。
面白い人生です。まだまだこれからもおもしろい人生を切り開いていきたいです。
誕生日当日には、近隣の隊員がサプライズでお祝いしてくれたので、うれしかったです。
なんにもせずにのんびり過ごすかな〜なんて思っていたけど、やっぱり一緒に祝うのってうれしいです。
かなり自由に生きてきた私ですが、これからもみなさんどうぞよろしくお願い致します。
Saturday, January 5, 2013
新年明けましておめでとうございます
2013年を迎えました。
僕は任地でのんびりして、特に何をするわけでもなく年越しです。
年末にはクリスマス会、そしてモレ国立公園観光をしました。
クリスマス会、とってもよかったです。サンタの格好を任地でおこなっても、ガーナ人の反応や好気の目は、普段の「白人」でいることを対して変わりなかったです。
鶏をさばいて、バーベキューをして、プレゼント交換をしてとそれはそれは楽しく過ごしました。
モレ国立公園の観光には、日本から大学院の教授が訪ねてきてくれた事もあり、一緒にいきました。教授は一緒にGESや巡回先の学校の様子も見て回ってくれて、僕の任地での様子を知って頂きました。ガーナでの調査の忙しい中、このように気にかけて頂いて本当に嬉しい限りです。
モレ国立公園には外国からのたくさんの観光客。旅行気分を味わえました。動物も猿やら、イノシシやら、鹿、クロコダイル、像が見れましたよ。
個人的にはライオンキングに出てきそうな、イノシシが印象に残りました。
国立公園では、一人旅のスペイン人がいて、英語がまったく出来ず困っているところに出くわし、久しぶりにスペイン語をつかってちょっとだけ、お手伝い。
スペイン語学習、また再開しよう。
元日にはカウンターパートの家でガーナ食を食べ、一年の良いスタートが切れたと思います。
まだ任期は1年以上残っているので、出来る事をぼちぼちやっていきます。
ブログの更新、もうちょっとできるようにしたいです。
僕は任地でのんびりして、特に何をするわけでもなく年越しです。
年末にはクリスマス会、そしてモレ国立公園観光をしました。
クリスマス会、とってもよかったです。サンタの格好を任地でおこなっても、ガーナ人の反応や好気の目は、普段の「白人」でいることを対して変わりなかったです。
鶏をさばいて、バーベキューをして、プレゼント交換をしてとそれはそれは楽しく過ごしました。
モレ国立公園の観光には、日本から大学院の教授が訪ねてきてくれた事もあり、一緒にいきました。教授は一緒にGESや巡回先の学校の様子も見て回ってくれて、僕の任地での様子を知って頂きました。ガーナでの調査の忙しい中、このように気にかけて頂いて本当に嬉しい限りです。
モレ国立公園には外国からのたくさんの観光客。旅行気分を味わえました。動物も猿やら、イノシシやら、鹿、クロコダイル、像が見れましたよ。
個人的にはライオンキングに出てきそうな、イノシシが印象に残りました。
国立公園では、一人旅のスペイン人がいて、英語がまったく出来ず困っているところに出くわし、久しぶりにスペイン語をつかってちょっとだけ、お手伝い。
スペイン語学習、また再開しよう。
元日にはカウンターパートの家でガーナ食を食べ、一年の良いスタートが切れたと思います。
まだ任期は1年以上残っているので、出来る事をぼちぼちやっていきます。
ブログの更新、もうちょっとできるようにしたいです。
Subscribe to:
Posts (Atom)