これは、赴任して一年経ったボランティアが、首都アクラでJICAスタッフや他のボランティアに対して折り返し地点での近況を報告するものである。
よって、この報告会の準備もかねて今回は一年目の活動を振り返ってみたいと思う。
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‐ 配属先の事業及び6ヶ月目に策定した活動計画の概要
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‐ 自身の「活動計画」に対する着任後1年間を経て得られた活動結果と課題
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‐ 活動結果に対する取組みプロセスや配属先等との協力関係について
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‐ 課題に対する解決案と今後6ヶ月間及び1年後の目標
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‐ JICAへの要望及び提案、他ボランティアに共有したい成功あるいは失敗事例
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の5つを、メモとして書いていきたい。
1、活動計画の概要
着任時には、4代目のボランティアであるという事もあり、周囲の理解があった。期待値もそれなりに高い。しかし、先輩隊員たちの活動の場が「学校」であり、配属先事務所ではなかった事から、ボランティアの活動に対しての理解はあるものの、単に「教材の紹介」をしているという風に捉えられがちであると感じた。先輩ボランティアが教材紹介ワークショップを開催するなど、日本ボランティアの質の高さをアピールしてきてくれたのだと思う。そのおかげで自分のできることをアピールする必要がないのは助かった。ボランティアが非常に役に立ってきた、という実感をもつ学校関係者が多いのである。これはとてもやりやすい。
ただ、私の中で思っているのは、ボランティアが前に立って授業や会などを行なうことを極力減らそうという事である。前には立たないが、サポートは全力でする。こんな形を失敗しながら見いだしてきたように思う。
最初の数ヶ月間は「成果」を求め過ぎて焦って、苦しんだり、教師の授業に取り組む姿勢の欠如など学校の抱える問題に悩んできた。当初取り組んだ模範指導という形は自分には難しい事から、自分に出来る事を模索してきた。そして、ボランティアによる単独の活動に陥らないようにと考えて、出てきたのが既存のプロジェクト(現職教員研修:INSET)のサポート活動をメインにするという事である。このINSETの推進という形で、カウンタパートや配属先のオフィサーと共有するものが増えると考えたのである。
目標「事務所スタッフおよびサーキットスーパーバイザー(CS:指導主事)、教員との協力的な活動を通して算数理科教育の水準向上を図る」を据え、目標達成の必要事項を四つ決めた。その上で四つの事項それぞれについて私の行なう活動を考えている。
①算数と理科の授業が万全な準備(TLM、指導案の用意)の上で実施される。
1)巡回先の学校における学習指導のPDCAサイクルを確立する。
2)算数、理科における授業のアイデアを提示し、教員をサポートする。
②サーキットスーパーバイザーによる指導が充実して行なわれる。
3)担当サーキットの学校の授業を定期的に視察し、教員をサポートする。
4)CSと一緒に巡回し、授業を観察、助言を与える。
5)CSを対象に教材紹介ワークショップを行なう
③INSETが継続的かつ、効果的にすベてのサーキットで行なわれる。
6)INSETの企画の段階から積極的に係る。
7)TLMの紹介や指導法の紹介を主催学校の要望に応じて行なう。
8)リソースパーソンや優秀な教員、校長を積極的に活用して研修を行なえるようにネッ トワークをつくる。
④各学校における学習環境が整う。
9)PTAの運営をサポートする
10)親への啓蒙活動の実施
②につづく
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